お米マイスター

そもそもお米マイスターとは?

お米マイスターは、一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)が主宰する、お米に関する専門職経験がある人のみが認定されるお米の博士号とも言える資格です。

お米マイスターは日々研究しています。

お米マイスターの知識と技術の全てを活かしてお米の美味しさをとことん引き出します。
また、その知識を商品づくりに活かし、お客さまにお伝えすることに努めています。

全国の田んぼから
美味しいお米を探します

お米の品質を
見極めること

お米の特徴を活かした
精米技法とブレンド技術

鮮度を保つ
保管方法のこと

美味しい“ごはん”の
炊き方

お米を使った
商品開発

“こめくに”お米マイスターが伝えたいこと

1. 成長期の子どもたちの朝はごはんに。

ごはんをよく噛んで食べると、甘く感じますよね?これはごはんのでんぷんと唾液が混ぜ合わされて、でんぷんがどんどんブドウ糖になるからです。このブドウ糖は成長期のお子様の脳のエネルギーの素。朝、ごはんを食べると脳も体もスッキリ目覚め、勉強がはかどるというデータもあります。

2. ごはんはダイエットの敵?

ごはんに含まれる糖質量はお茶碗1杯(100g)で35.6g、カロリーは156kcalです。糖質は少なくはないですが、その吸収されやすさ=血糖値の上がりやすさを示すGI値にご注目!同じ糖質でも低GI食品ほど血糖値が上がりにくく、摂取しても太りにくいとされますが、精白糖100に対し、ごはんは88。そしてチョコレートでも91なのに、食パンはナント95!ダイエット中こそごはんを食べましょう!

3. お米の違いを楽しもう!

お米は同じ品種でも、育った田んぼの土壌、その土地を流れる水の質によって食味が変わります。 “こめくに”ではお水のきれいな新潟、富山、福井などのお米を厳選していますが、お米の粒感や大きさ、粘りの特徴、甘さや香りは千差万別。そして味の好みも十人十色。“こめくに”マイスターへメールをお寄せいただければ、お好みのお米をご提案!料理によって使い分けてもいいですね。

4. 最新!ごはんの炊き方のコツ。

最初に入れたお水は早く捨てる、水に浸けてお米のシンまで炊く、などはみなさんご存じなのですが、いまだにガシガシ研ぐ人が。精米技術の発展で、お米は研ぐ、ではなくサッと洗う時代です。洗い水をお米に吸わせないよう、手早く洗うのがコツです!

5. 新米が一番美味しい、とは限りません。

秋が来ると旬に敏感な日本人は新米に飛びついてしまうのですが、実は収穫から2ヶ月ほどすぎた頃がお米は味が安定し、そのお米らしい持ち味が楽しめ、美味しくなるのです。近年は早くて7月から収穫できる品種もあります。今が食べ頃の新米も、“こめくに”マイスターにお聞きください!

6. お米は生もの、保管が大事!

お米の保管は大切で、開封後、1ヶ月以内で食べ切れる量の購入をおすすめしています。お米は生きているので空気に触れると酸化し、近くにあるものの匂いが移ることも。袋から2〜3合ずつ分けて、密閉できる容器や袋に移し、高温多湿を避け、冷暗所で保管します。よく見かけるのがシンク下で、実は風通しが悪く、熱や湿気もこもりがち。冷蔵庫の野菜室がベターです。

7. ごはんで食育。

食についての知識や判断力を身につける食育。その観点からも“こめくに”お米マイスターは本当に美味しいお米の味を子どもたちに知ってほしいと願います。また、ごはん食は一汁三菜、バランス良く食べることが大事。食べるだけでなく料理に挑戦すると食物の知識が深まり、自然の恵みに感謝する気持ちも芽生えます。残さず捨てず、大切に食べることも覚えます。

8. おはしを上手に持とう。

日本人ですから、ごはんを食べる時のおはしは上手に使いましょう。上のおはしは親指・人差し指・中指で持って動かし、下のおはしは人差し指の付け根で持ちます。間違えたままクセにしないことが肝心です。また右利きの人はごはん茶碗が左、汁椀を右に置き、左利きならばその逆に。汁椀を倒さないようにするため、と伝わる配膳マナーです。

※このほかお米に関することなら“こめくに”お米マイスターまでお気軽にご質問・ご相談ください。